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高い新卒離職率 [経済]

就職してもなかなか定着しない。

厚生労働省の調査では、新卒離職率が公表された。
中でも業種別のデータが公表され、注目されている。

3年以内にやめていく割合は、
学習支援業48.8%、宿泊業・飲食業48.5%
5割近くなっている。続いて

金融保険業18.9%  娯楽業45.0%
製造業15.6%    ライフライン業7.4% など

テレビでは、ラーメンチェーン店が映っていた。
自分の成長を感じられずに、辞めていく子が多いという。

その対策として、「3年で店長」。
成長を感じられるシステムを導入し工夫をしている。
離職者も減り、成果も上がっているという。

やはり、昔のように厳しく鍛えて「盗んで学び取れ」ではなく。
手取り足取り丁寧に教える、リーダー育成指導が
功を奏する形だ。

確かにモチベーションは膨らんでいくだろう。

だんだんと成長していく自分に可能性を感じ、
やがて自信に代わり、夢が現実になり、
ステイタスと給与で跳ね返ってくる。

仕事の醍醐味を会社がしっかりと教えてくれる。

実際にはこういった教育を取り入れているのは一部だという。

専門家は、離職率の高い業種について

「次また採ればいい。第二新卒 中途で
採用できると思っている」

「もう採れないからこの人たちを何とかしなければと
いう時代ではない。」

「正社員は将来の幹部候補生として採っている。
それが早期に辞めるのは危機的状況」

若いときに成長させてくれる企業を選ぶのがいいとも。


なかなか中小の企業で現場は大変かもしれない。

しかし、しっかりとした教育を施すことで
その企業だけでなく社会全体が豊かになる
というポリシーで取り組んでいただきたいものです。


タグ:経済

日本電産 永守社長 [経済]

ご存知、精密小型モーターの開発・製造で世界一のシェアを
持つ日本電産、永守重信社長です

その発言や語録は経営哲学が詰まっており、
多くの経営者に貴重な言葉として重んじられています。

代表的な著書 
「人を動かす人になれ!」三笠書房から抜粋


「一流、一番を目指すから、人はついてくる」

「人を動かす人間に土日も盆も正月もない」

「部下の提案にしかしをつけるな」

「人に嫌われたくないという考えを捨てろ」

「人に動かされるのがうまい人は、人を動かすのもうまい」

「部下が使えないというのは自分に問題があると思え!」

「失敗は必ず解決策を一緒に連れてくる」

「人望を得るための5か条
 ①一度決めたことは最後までやり抜く
 ②陰で人の悪口を言わない
 ③ごまかさない
 ④正論・理詰めで部下を追い込んでいかないこと
 ⑤休まないこと」

「成績よりもトップのポリシーに共感できる人を使え」

「短所にこだわるな!」

「褒め言葉を見つけてから叱るのがコツ」

「手塩にかけなければ人は育たない」

「人は怠けるカメと思え」

「部下の身近な問題を解決できないトップは信頼されない」

「トップダウンでしか動けない人間に、人を動かす資格はない」

「鍛え直し、上昇志向を植えつけるのがリーダーの仕事」


ほんの一部分のご紹介になってしまったが、
ひとつでも噴射のための力になれば・・・

ユニクロ 柳井社長 [経済]

昨日 報道ステーションに柳井正社長が出演していた。

その時のコメントをかいつまんで紹介したいと思います。
読みづらいかもしれませんが、ご勘弁を・・

「アパレルとしては初の 1兆円超。」
「中国にて生産70%位。」

「他の所で生産拠点増やす見込み。」

~中国では人件費高騰しているが~
「中国奥地、インドネシア、カンボジア、ベトナムなどを
考えている。中国の業者も同じく考えている。」
「国内だけだど危険。」

~ベトナムのインフレは大丈夫か~
「流れとしては労賃の低い所に、次はバングラデシュや
インドとかになるのでは。」

~中国の被害甚大だったのでは?~
「ただ中国からインドまでゴールドラッシュといって、
40億人口がいて、この10年間で3分の1、ひょっとしたら
半分くらいが中産階級になるんじゃないか?

まずこの人たちが買うものは着るもの。
だからすごいビジネスチャンスがあると思います。」

「アジア全域が世界の経済のセンターになってくる。
欧米からお金や情報が集まってくるんじゃないか。
紛争で生産が落ちたが、いま出店を止めるとかすると、
グローバル競争に負けることになる。」

「一番にならないと儲からないし、意味がない。」

~日本一の富豪になって何を考えている~
「社会貢献。その為には売り上げが上がってないとダメ。
グローバル経済だとナンバー1になれば儲かるけど、
それ以外だとそう儲からない。
現実をみて企業経営やっていくことが大事。」

「情報が世界に拡散していくので、
売れる商品は世界で売れる。」

「情報が画一化、トレンドが同じになっていくのでは?」
「中国で1000店舗目標。」
「日本で開発して世界で売っていく。」


抜粋のような感じになったが、
ある程度の要旨はこんなところです。

見つめるところが本当に参考になると思います。


タグ:柳井社長

スペイン危機  [経済]

EU はノーベル平和賞も受賞し、大きな功績も認めらたが、
一方で、ユーロという共通通貨がここにも大きな影を落としていた。

TVプロ 池上さんの番組から一部引用すると

『スペインはユーロでは4番目の経済力
(主な産業は観光・自動車・食料品 )

ギリシャで始まったユーロ危機はイタリアに飛び火
さらに スペインに来ていた。

リーマンショックの前ぐらいから起きた住宅バブル。
他国からも気候がいい、冬暖かいということで、 
スペインに住もうというブームがあり土地も建物も値段が上がった。

好景気にはドイツ・フランス・イタリアの合計より
スペインの住宅建設数は多かった。

リーマンショックなどの影響もあり住宅バブル崩壊。
売れ残った家100万軒以上、若者の失業者50%以上(25歳以下)

マドリード郊外にニュータウンとして建てられたエリアは
ゴーストタウンと化してしまった。

国の信用が下がり、借金ができない状態。
消費税を(18%から)21%に引き上げる。

政府はEUから援助を受ける為、大胆な緊縮政策実施。

ある主婦は「子供手当てもなくなり、
教育費や医療手当ても負担が増えたんでは、
子供なんか作れはしないわ!」と嘆き、

大学生は「大学では授業料が45%もアップ。
仕事も見つからない。」とぼやく。

賃金カット、社会保障減額、増税、失業。
若者たちの怒りが巨大デモに発展。

国債の使用が低下→ 国債が売れない→
金利を高くしないと売れない→ 借金

→ スペインの国債の金利が下がった
→ 欧州中央銀行から「ユーロを守る為あらゆる手段をとる」
  援護射撃頂くも
→ 安心して何も対策講じなかった。
  (緊縮財政などの注文つけられるのが嫌だった。)
→ 国債格下げ

投機的水準(BBB-)まで下げられる。
国債の利回りが7%を超えると返済だけで苦しい状況に。
(ちなみにAAAのドイツの国債は金利がなくても買い手があるらしい)

欧州が不景気になれば日本の物が売れなくなる。
(ユーロが安くなり円高になる為)

中国・韓国も欧州への輸出が低迷し
日本からのこの2国への輸出も低下しつつある。』

日本も無関係ではない。

負の連鎖が起こり、
手をくれになる前に早く手を打っていただきたい。


タグ:スペイン

IMF 邦銀の国債保有増大に懸念 [経済]

国際通貨基金(IMF)が公表した「国際金融安定性報告書」
(GFSR)は邦銀の国債保有が増大しているリスクについて
懸念を示した。

現在国債金利は歴史的な低水準だが、いったん上昇に転じて
国債価格が下落すれば、銀行の損失が膨らむだけでなく、
国債の引き受け手がいなくなり、政府財政も行き詰まる。

銀行、政府の「共倒れ」リスクもあり、
財政再建と金融安定化対策が急務となっている。

「ユーロ圏から学べる教訓は、市場の緊張が高まるまで
政策対応を遅らせると国の経済が大きく悪化するということだ」と

よくぞ言ってくれました。
これを機会にもっと深刻にこの問題を共有化しなければ。

国債の信認がある内に、財政再建。
増税の前に、まずスリム化だと思う。

税金でやっていることがこの国は多すぎる。

あの事業仕分け、法的に強制力を持ってできないものだろうか?
官僚の”暴走”を早く食い止めなければ、借金(国債)は
増え続けるだろう。

とにかく出費が多すぎる。
収入の倍以上の出動をしてどうするつもりか?

民主党の政治主導・無駄を省くという公約に期待したんだが・・・
みんな騙された。失望した。
結局そういうタマではなかったということだ。

政権運営は官僚のサポート無しではうまくできないので、
官僚に強く言えませんでした、ではすまされないだろう。

これから少子高齢化で税収減るわ、社会保障費は増えるわ
分かっていることなのに・・・

いいようにまた官僚に操縦されてしまった。

とにかくバランスシートを修正していただきたい。
手遅れになる前に。


タグ:経済

IMF東京会議 飛翔の場に [経済]

48年ぶりとなるIMF・世銀総会が東京で開かれる。

日本経済に関しては、何かとマイナス調の記事ばかりが
踊っているが、下ばっかりを向いてても始まらない。

今回を機に日本のポテンシャルを世界に
再認識していただくチャンスである。

そして最先端のインフラを世界に売り込むことも
したたかに推進して欲しいものである。

少子高齢化の日本にとってジリ貧からの
脱却のいい機会だ。

下り坂を加速して転げ落ちてしまう前に
自身を持って外に発信し、
資金力と技術力を武器に着々と
市場を求めて海外に展開して欲しいものである。

特にアジアをはじめとして。
まだまだ日本を必要としてくれている国は
多いはずである。

金融危機で体力が落ちた欧米の銀行に比べて
余裕のある邦銀は、アジアを中心にグローバルな
展開を活発化できる立場にあると思う。

会議のホストとして十分イニシアティブを
発揮してくれることを期待している。
タグ:経済

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